29年暮らした東京を離れました。
山の見える土地で暮らしたいという願望が年々強くなり、毎日山を間近に眺められる甲府に来ました。子供の頃、病気がちだったのですが、5歳のときに旅行で乗鞍高原に行って、バスを降りるなり高原の澄んだ空気を吸って元気がみなぎったときの爽快感が忘れられず。それと、毎日西の山に夕日が沈む風景を見て育ったので、東京の変化の少ない風景をちょっと味気なく感じていました。最初は松本を検討していたのですが、来年夫が完全リタイアするまでは月に数回東京に出社することになるため、隣の県に住むことにしました。
若い頃から引っ越し魔で、実家以外に住んだ家・アパート・マンションは通算16箇所目です。今回の引っ越しで体力の衰えを痛感したので、これが最後の引っ越しになりそうです。
甲府は桃や葡萄にワインにほうとう、おいしい食べ物がいろいろとあるし、暮らしやすい街です。
JRの駅の近くに立派な図書館があるのもうれしい。調べ物などでたびたびお世話になると思います。
年のせいと諦めていた気力体力が少し戻ってきて、ここに来れてよかったです。