2024-03-19

洋書案内7:Grand Central Station NYにある世界最大の鉄道ターミナル駅の歴史

表紙画像
【原題】Grand Central Station - The History of New York City’s Famous Railroad Terminal

【仮題】グランド・セントラル駅 ニューヨーク市の名高い鉄道ターミナル駅の歴史

【著者名】Charles River Editors(チャールズ・リヴァー・エディターズ)

【出版社】Charles River Editors

【刊行時期】2015年2月

【著作権】不明

【ページ数】ペーパーバック52ページ

【ジャンル】ノンフィクション










【概要】

 世界最大の鉄道ターミナル駅、マンハッタンのど真ん中にあるグランド・セントラル駅の成り立ちと歴史を、駅の建設にかかわった人物や建物などの写真とともに紹介する。


【目次】

第1章 アメリカの都市の歴史

第2章 線路が地下に埋められたのち

第3章 停車場の能力に関する疑念

第4章 2度の気の遠くなるようなチャレンジ

第5章 電動列車

第6章 新しいグランド・セントラル駅

第7章 新しい始まりの厳選

8章 市民の誇りの傷ついたシンボル


 ニューヨークを訪れたことがある人もない人も、アメリカに関心のある人ならばたいていはご存知で、たびたび映画や小説の舞台にもなっているグランド・セントラル駅ですが、意外にも歴史を紹介した邦訳書がないことに気づきました。本書は52ページと短く、簡単に歴史を紹介するにとどまっていますが、300ページを超える内容の濃い本も出ています。使われている写真の権利関係がややこしいのでしょうか。ぜひ邦訳されてほしいものです。ぜひ翻訳させてください。

 若い頃に常盤新平先生のご著書でグランド・セントラル駅のことを知り、いつか訪ねてみたいと思いながら、いざマンハッタンに行けばほかに見たい場所が多すぎて、マンハッタンは数回訪れていながらついにグランド・セントラル駅の内部をこの眼で見る機会はありませんでした。