2021-03-07

説得力のあるレジュメを書きたい

少し前まで、翻訳学校に通っていたときの先生からリーディングの仕事をいただいていたのですが、そのうち3点の邦訳が別の版元からつぎつぎと出版されていて(いずれもベストセラーだとか、有名な賞をとっただとか、といった話題作ではなく)、先生の作品を選ぶ目の確かさに改めてうならされるとともに、私のレジュメで企画が通らないということは、読み方・書き方に問題があるのかもと落胆しています。


レジュメがきちんと書けているかどうかを自分で判断するのは難しく、リーディングの講座を受講して、レジュメを客観的に評価してもらった感触では、それほど大きく的を外してはいないと感じたのですが、よい作品でも企画が通らないことが続いている以上、きちんと書けていないと考えざるを得ません。「作品のよいところだけでなく悪いところも指摘するのがよいレジュメ」という注意を鵜呑みにして、悪いところをバカ正直に書きすぎるのかもしれません。いいと思ったら少々の欠点には目をつむって全力で推すくらいで、説得力のあるレジュメを書くように心がけます。